「ウヰスキー」
その琥珀色の液体を私が始めて飲んだのは、中学三年生の時だ。
おやじのサイドボードの中に大事そうにしまってあったのを
夜中にこっそりとグラスに注ぎ、氷を入れて飲んでみた。
旨い、不味いも分かる訳がなく只、禁じられた世界を覗き見る
期待と不安、後ろめたさを感じながら、大人の仲間入りをした
(とその時は思った)自分を誇らしく思ったものだ。
それから幾年、様々なWHISKYを飲んできたが、あの時の、あの
ウヰスキーの味が私にとっては、やはり忘れがたいものであり
、一つの味の中に過してきた時間や風景、ありったけの思いが
詰まった、時代を共に味わえる最高の一本だ。
「サントリー・オールド」
1950年生まれのこのウィスキーは戦後日本の経済復興を見ながら
様々な男達の、様々な時代に愛飲されてきた。
先日、復刻版で発売されたこのウィスキーを飲んでみた。
今では、お世辞にも高級感のある美味しいものではないだろうが、
しかし、私には極上の味わいであった。
おやじの分もグラスに注ぐ・・・・乾杯!
☆4月のお休み 無休☆
2004年11月10日
この記事へのトラックバック





飲んだ、と言えるのは、中学三年生の時友達の家での宴会?で飲んだ「ボストンクラブ」
まだ特級・一級・二級の制度があったころです。
懐かしい〜、まだあるのかな?
高校に上がった頃にはよく「樹氷」をアップルジュースで割って飲んでたなぁ・・・。